りんご

りんご

青森県はりんごで有名ですが、「立佞武多」で有名な五所川原市は県内有数のりんごの産地でもあります。主に8月下旬から12月初旬までりんごの収穫が行われます。

りんごは、8月下旬から9月中旬に収穫する早生種。9月下旬から10月中旬に収穫する中生種。10月下旬から12月ごろまで収穫する晩生種と、収穫時期により大きく3つに分けられます。

「サンふじ」と「王林」はふるさと納税でもお試しいただけます。

サンふじ(晩生種)

収穫期:11月上旬~12月上旬

「サンふじ」とは袋をかけず、太陽の光をいっぱい浴びて育ったふじのことで、有袋栽培のものよりも、着色や肌などの外観と貯蔵性は劣りますが、甘さ、香りなどの食味はいっそう良く、収穫期になると蜜が入り、果汁も豊富でとても美味しいりんごです。

王林(晩生種)

収穫期:11月上旬~12月上旬

王林はゴールデンデリシャス×印度(花粉)の実生の中から選択したものといわれる福島県生まれのりんごです。果形は長円錐形、大きさは300g前後、果皮は鈍い緑黄色、果皮表面には、ひび状のさびが発生しやすく、果点(果実表面のポツポツした点)が目立ちます。肉質緻密で多汁、酸は少なく、甘さが強いりんごです。

その他生産品種

以下の品種は贈答品に対応しておりません

トキ(中生種)

収穫期:10月上旬

トキは、当地五所川原市の(故)土岐傅四朗氏が、王林とふじを交配して育成した品種で、果皮は浅黄色で太陽に面したところは紅色になるのが特長です。果肉は淡い黄色、果汁が多く、甘酸適和で、香り、歯ざわり、口当たりも良好で、円形~円錐形の食味が最高な品種です。

ジョナゴールド(中生種)

収穫期:10月中~下旬

米国ニューヨーク州農業試験場で、ゴールデンデリシャスに紅玉を交配して育成した品種で、酸味がやや強いですが、甘味と酸味のバランスがとれ、口当たりもよく、多汁でおいしいりんごです。
大きさは300~400g、橙紅色で、室内に放置しておくと、果皮からは、油状のろう質物を分泌し一般に油があがるといいますが、リノール酸やオレイン酸といい、人体に有益な物質でできています。

ふじ(晩生種)

収穫期:11月上旬

「ふじ」とは果実に袋をかけて育てたふじのことで、サンふじと同じ品種ですが、袋をかけたことで、鮮やかな色になり、肌が綺麗で歯ごたえが良く、サンふじよりも貯蔵性が優れています。
このふじは国光×デリシャスで、岩木山を見ながら、藤崎町の地で生まれ育ったりんごです。300~400gのりんごで、果形は円~長円形でやや斜形となります。花梗がついている果実部分(梗窪=こうあ)にしばしば裂果を生じます。これをつる割れといっています。